今週の中野満
地方に最初の一歩。
自然につながって、自然に派生していくみちのりがいい、そう思いました。
宮崎出張は、ノープラン旅ではありましたが、心のどこかに過信による、おごりがあったような気がします。
宮崎商工会議室所に「お仕事できます!」アピールをしました。果たして、水知らずの自称コンサルを受けいれることができるでしょうか。逆の立場なら「なに?あんた誰?」と、思ってしまいます。
その時の自分に「何様ですか?」て問いたいですね。恥ずかしいです。
たまたま、宮崎に友人の友人がいました。
その友人のおかげで、地元の方々とたくさんコミニケーションすることができました。
振り返って気づきました。
商工会議所に専門家派遣の登録をすることが大事なのではなく、
地元の誰かと信頼関係を構築することが一番大事なのはではないかと。
誰か一人に幸福感を感じていただくことが、最も大切かと。その前に私が誰かに興味を持つことがはじまりではないか。
同じ飯を食べて、お互いをさらけだした会話を重ねて、バカ笑いや時にぐじぐじした話も交えながら、なんにも利害を生まない。
そんなことを重ねて、互いの人となりをなんとなくわかって、それぞれの心の余白に居住する。
そこで、ようやく仕事のやり取りのきっかけが生まれる…かも。そんな関係性の構築。
地域に入っていく者の心もちと、地元の人たちの心もちを考えると、大きな隔たりがあるような気がするんですね。
ワクワクと期待の立場と、変わりたくない守りの姿勢の立場。この緊張感の緩和には時間と接触頻度の回数が必要ですね。
自然体な関係性、そこから生まれる何か。
たぶん、それがいいんです。
ノルマとか目標とかは、お仕事に大事な指標なんですが、当事務所はちょっと横に置きます。けど、確固たる自信を持ちながら、ドアをノックし続ける。仕事をする覚悟を持ちながら。
そんな心持ちを持ち続けます。それが、地方と関わる最初の一歩かな。
ぢどり炭火焼き、すっごくおいしかった。こんな機会が必要かな笑