今週の中野満
天国から地獄。
昨夜はお酒の嗜みがすぎたせいか、いつもより体が重く感じます。加えて少々寝不足の朝を迎えました。なぜか足が痛い。
本日午前は、当事務所のホームページの制作を手掛けた、WEBデザイナーさんと軽く近況報告。当事務所のパートナーである、認定支援機関ファイナンシャルプランナーと電話会議。クライアント様の補助金のつなぎ融資の件で、金融機関と打ち合わせ。午後からはエクセルとにらめっこでございます。
脈絡のない話に移ります。
3日、陸上日本選手権をテレビで見ていました。レース結果が天国から地獄のようでした。それは、女子100メートル障害決勝での出来事でした。
レースは上位4人が大混戦でゴール。電光掲示板に順位が表示されます。その順位の表示が誤表示だったのです。
福部真子選手のお名前が一番上に表示されました。福部選手はこのレースで3位以内なら、世界選手権の代表入り切符を手にすることになります。福部選手は電光掲示板の自身の名前を見て、大粒の涙を流して嬉しさを表現しておりました。
その後、電光掲示板の表示が消えました。次に表示された福部選手のお名前は、世界切符を逃す4位の表示でした。大号泣する福部選手の姿に、もらい泣きをしました。
あまりにも無残な天国から地獄。
1位の寺田選手の優勝インタビューが素敵でした。
「もっとしっかり見て表示を出してほしい。選手は人生が懸かっている。」苦言ではありますが、福部選手の気持ちを代弁するかのようなコメントに、私はグっときました。あっぱれ寺田選手!
しかし、あっぱれはまだ続きました。
後日の福部選手のコメントが、より素晴らしかった。
自身のインスタで書かれたコメントはインターネットニュースに掲載されていました。
「運営の方もありがとうございます。きっと私に内定(世界切符)あげたかったんですよね」「選手の皆さんにも、喜ぶに喜べない雰囲気を作ってしまってごめんなさい」
素晴らしいですね。大あぱっれです。
運営と仲間に対しての感謝の言葉。誤表示をしてしまった運営側も救われますね。
福部選手、この境遇で他者を思いやることができる。人間的に素晴らしいですね。
天国から地獄、味わいたくなですね。昨夜体験しそうになりました笑