今週の中野満
猛暑でしたね。
猛暑ですしたね。猛暑です。
もうしょっと和らげな夏であってほしいもんですね笑
本日は、顧問先様と高齢者雇用の社員規定を今後どうしていくか。社労士の先生を交えて方向性のミーティングを行いました。
顧問先様の従業者数は100名を超えます。うち10％が定年の65歳以上を迎えます。中でも食に関する職人さんが数名。調理担当、他事務員さんとなります。
再雇用を通じて雇用形態を変えるという一般的な考えももちろんあります。しかしながら、会社的には社会保険の負担の問題、従業者側からすると年金受給の問題など、なかなか落としどころに難所があります。
それでも若きリーダーの考えは大変素晴らしいと思いました。
損得勘定を置いといて、自社の高齢化の課題をこの期に解決できる雇用形態を作れないか！と。
職人の高齢化の課題は、業界全体に言えることではないか。であるならば、65歳以上の従業者で成りたつお店づくりをするとか。（体力的にも考慮して短時間勤務可能にしてあげるとか。）なるほどです。労務課題を自社の戦略の一つにしてしまうということですね。大企業は戦略ありきの組織体制・人事配置をしますが、そのような思考を自然としているということでしょうね。素晴らしいです。
こういった問題は金銭の損得で考えがちですが、先ずは対象の従業者と面談して、戦略の方向性を定め、それに合うように社内の高齢雇用の規定を整備していく。ということが大事ですね。
どちらがコンサルかわかりません笑。
経営の課題は一長一短で解決できるものではありません。ツッコミどころのない答えを直ちにに出してしまうよりは、ツッコミどころ満載の答えを適度な時間軸で整備していく方がコンセンサスがとれていいかもですね。昨日も書きましたが、モヤモヤを引きずりながら「正解みたいなもの」に向かってトライ＆エラーを繰り返していく。
「モヤモヤと友達」でありながら、「学習していく。」て感じかな。
ではまた明日。