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今週の中野満
学び①主張と根拠
2023.05.01 Mon
ゴールデンウイークですので、日々の行動予定をお休みして、お仕事に役立つビジネス知識を5回にわたって簡潔に記します。
本日は「主張と根拠」についてです。
お仕事は常に相手を伴います。経営者という立場であれば部下や取引先や銀行や株主・顧問と様々なステークホルダーです。社員という立場であれば上司や同僚やお客様となります。
お仕事において重要なことは、相手に共感や行動を促すという行為です。こちらの言い分を伝えて相手に理解してもらい、動いてもらう必要があります。その伝え方も言葉であったり、メール文章であったり、様々です。
その時、きちんとこちらのメッセージが相手に伝わっているでしょうか。理解しているでしょうか。
何かを伝える目的は共感と行動促進です。
それには、相手に納得解（なるほど）を与えることが重要になります。
「なぜ、そう言えるのか。」という腹落ちの部分です。
伝えるということは、意見とその理由、即ち主張とそれを支える根拠がセットでなくてはなりません。
このような考え方でよく使われる思考法が、論理的思考です。
論理的思考は主張と根拠の組み合わせから成り立ちます。
相手に説明する時などはよく使われますね。
先に結論（主張）を伝えて、なぜそう言えるのかという理由付けを根拠として伝える。
そうすると、相手に納得が生まれ、結論（主張）が伝わります。
主張→〇〇さんはインバウンド窓口の担当に適任である。
根拠→語学が担当である。海外旅行が趣味である。異文化に興味を持っている。てな感じで…。
人が動くにも理由が必要とういことです。
さて、本日より５月です。当事務所は１日参りに出かけました。
今月も頑張っていきます。皆さま、よろしくお願いいたします。
