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今週の中野満

学び④帰納法

2023.05.04 Fri

トンネルを抜ければ、爽快に広がる晴れやかな世界。

出口の見えない、行ったり来たりの思考はまさにトンネルの中を彷徨う感じです。

しかし、小さな光を突破口に思考を巡らせる、と一気に視野が明るくなります。

考えるとは、まさにトンネルの中を脱出する感じに似ている気がします。

 

しかしながら、お仕事において「考える」ことにたくさんの時間を投資するわけには参りません。

できるだけ短時間でトンネルを脱出したいもんです。

 

そこで、ある考えを論理的にまとめる帰納法という型があります。

昨日の記事の演繹法は、前提に基づいて結論を導きました。

帰納法は複数の共通点を根拠として結論を導く思考法です。

 

例えば、

BBQ用品の売上が向上している。

トレッキング用品の売上が向上している。

キャンプ用品の売上が向上している。

この3つの共通点から何が言えるでしょうか。

→結論づけるなら、「アウトドアブームにより、アウトドア用品は売上が好調である。」となります。

 

「なぜそう言えるのか思考」と「帰納法」を組み合わせると。

例えば、「この設備機器は自社に導入すべきである。」→

この意見に説得力を持たせる根拠として、

この設備のスペックは品質向上が可能である。

この設備のスペックは自社の納期を短縮できる。

この設備のスペックは業務効率を上げ、コスト削減につながる。

みたいな根拠がぶらさがります。因みにこの例はQ:クオリティ・Dデリバリー・Cコストの観点で結論を支ています。

 

もしここで、1つでも共通しない事例を根拠としてしまった場合、帰納法の型は破綻してしまいます。

例文でいくと、「この設備の購入は今だけ安いんです。」みたいなことが入ってくると、「ん?」ということになります。

 

このように帰納法はSo WhatとWhy Soの行ったり来たりを考えやすい型であります。

また、QDCのようにフレームワークに当てはめると考えやすいのでお勧めですね。自社・市場・競合(3C)やマーケティングミックスの4Pとかも当てはめると行ったり来たりしの帰納法が成立しますね。

 

考える時間を短縮するためにも、「考える道具」としてフレームワークは有意義です。

 

出口を目指してあきらめず思考を走らせましょう。

出口からトンネルへか、トンネルから出口へか。それぞれの現状認識ですね。

 

トンネルをぬけると、どこまでも広がる青と緑。

ほんといい季節です。