今週の中野満
花屋さん。
お花屋さんによりました。カーネーションとか紫陽花とかキレイな感じです。
おじさんが言うのもなんですが。
仕事がら、収支が気になります。
月売りいくらだろう。単価いくらだろう。仕入原価は?一日の来店数は?
他店との差別化はなんだろう。
お客さんのニーズは贈り物かな。自宅用かな。
なんかいろいろ考えてしまいました。
以前、ガッチリマンデーというテレビで花屋のビジネスモデルの紹介がありました。記憶が薄いので調べてみました。
ガッチリ儲かっている、駅中花屋の「青山フラワーマーケット」(株式会社パーク・コーポレーション)さんです。
場所はなんと駅中!
現在、駅中117店舗。年商はなんと78億!
素晴らしい業績ですね。
で、なぜ駅中?で、なぜ売れる?という疑問がわきますよね。
私なりフレームワークで分析してみました。
いわゆるマーケティング戦略ですね。
そもそも花の買い方は、前述、私も考えたとおり、プレゼントやお祝いごとのように目的を持ってお客様が買いにきます。
青山さんの戦略は通りすがりのお客様をターゲットに衝動買いを狙ったんですね。
で、場所は人通りの多い駅(PLACE)
場所がら、商品がら、出店することで口コミの広告塔(PROMOTION)
衝動買い狙いですので、買いやすい価格設定が必要(PRICE)
そして、今までに花屋がしてない、同一色の花を集めた展示手法で衝動買いを促進(PRODUCT)
と、マーケティングミックス4Pにフレームが整合します。
かつ、青山さんには、普通の花屋にはある冷蔵庫(花の寿命を延ばすための)を持ちません。それは絶対売り切る!とういうことにつながります。
光熱費も安くつきますね。
ということで、従来ある商売の型を、少しターゲットや購入目的などをしっかり考えることで、ビジネスモデルがガラッと変えることも可能ということですね。
「前提を前向きに疑う。」
これ大事ですね。
今日は顧問先様の飲食店事業部の全体会議です。
10店舗の店長と店長補佐が集まります。
資料も準備完了。いい会議にしたいと思います。