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中野満の日記

転石苔むさず。

2023.06.29 Thu

締切1日前にて、計画策定支援3社、無事申請完了しました。

ただいま午後21時30分、やり切った気分はハイボールです。

さあ、明日からまた新たな気分で頑張ってまいります!次なる事業者様の案件を進めていきたいと思います。

今宵は少し音楽で疲れを癒したいと思います。

始まりの一音で、世界に引き込まれて耳が離れない。何回聴いてもそんな気分になる。まるで満天の星空と遭遇した時のような気持ち。少し、大袈裟かな笑

大好きなアーティスト、ボブ・ディランの大名曲ライクアローリングストーンです♪1965年の音楽です。私はまだ生まれておりません笑

音から感じる、当時の空気感とでもいいましょうか。ノスタルジックな感覚に陥ります。また、ディランのやる気があるのか、ないのかわからないシャウトが心地良いのです。

歌詞もまたイケテルんです。ストーリーとしては、華やかな人生の持ち主が路上生活者のごとく、落ちぶれていく節を歌にしています。そこには理由もあって、調子にのって、やりたい放題して、偉そうに人をこき下ろして、周りの忠告にも耳をかさず・・・まあ自己中心的な生き方があかんねんと。

ディランのすごいところは、そんな落ちぶれた人に対して「転がる石みたいやな。気分はどうや?」とシャウトしています。非常に性格悪いです笑決して大阪弁ではありませんが。

この転がる石にまつわる、ことわざというか教訓がおもしろいですね。

転石苔むさず」は、転がる石には苔が生えない。ということわざですが、二通りの解釈があるんですね。

普通の解釈は、ネガティブ論です。職や住む所などを転々と変える人は、結局成功しないという教訓です。飽きっぽいと成功しないよということでしょうかね。逆にいうと苔がつくまで根を生やせば成功すると?一つのことを極めればということでしょうかね。

一方、真逆のポジティブ論です。常に行動している人は停滞しないという教訓です。

おー反対論です。苔がつくとは行動していない証拠だと!もっと言うなら柔軟に行動することでリスク回避(失敗)も可能だと。そう解釈できますね。

さてさて、どちらの教訓が「転石苔むさず」なんでしょうね。ディランに聞いてみたいところです。

されとて、このご時世、ほっといても物凄い早さで変化していきます。この変化スピートは近代の産業革命以降一番ではないでしょうか。そのスピードに対応するには、変化に合わせて自分たちも変えていくしかないと考えますね。世の中の変化スピードを上回る速さで。

とか思ったりすると、私の「転石苔むさず」は後者かな。

苔がむすのが美徳な時代もあったと思います。昭和時代は終身雇用もあり、そうだったかと思います。しかし、ビジネスで戦う我々は苔がむすほど同じ考えに固執してしまうのは、美徳でもなんでもないですね。働き手の価値観も、今や転職はポジティブ論に変わってますしね。

しかし、このことわざって、昔は前者しかなかったような気がします。ことわざの解釈も時代とともに変わっていくのですね。久しぶりにライクアローリングストーンを聞いて、そんなことを思いました。

次へ次へと前進あるのみですね。次は大阪梅田です。