今週の中野満
イノベーションと革新的。
「イノベーション」という言葉、よく耳にします。よくわからない言葉ですね。
私は、「今までになかった革新的な手法で新たな価値提案」と解釈しています。それでもよくわからないですね。~革新的~って。
当事務所、認定支援機機関は「中小企業に対して専門性の高い支援事業を行う経営革新等支援機関を認定する制度」に基づいて、認定された事業所です。正式名称は「認定経営革新等支援機関」と言います。名の如く、経営革新を支援する機関です。
中小企業経営強化法に則った「経営革新計画」という支援コンテンツがあります。こちらでも革新と言う言葉が使われています。ここにおける経営革新の定義は、新商品または、新サービスの生産または販売。もしくは、商品サービスの新しい生産方法または提供方法。となります。つまり、投資を伴う新事業の計画となります。投資とは、ヒトモノカネの経営資源です。事業推進には必須です。
さて、冒頭、イノベーションを革新的な手法と解釈しました。これをわかりやすく解釈すると、投資を伴う新規事業のことであると言えます。認定支援機関とは、投資を伴う新規事業の立案、計画、伴走を支援する機関と言えます。
コロナという外部環境の変化で、既存事業が痛み、新たな事業展開を必要とする事業者様が多くあります。
しかし、うまくいくとは限りません。過去の事例からはうまくいかない方が圧倒的です。
なぜうまくいかないのか。
当然今までのやり方は無理なのです。変わっていく必要があるのです。私は、この問を解く確固たる法則みたいなものが必ずあると考えます。
世の中、イノベーションが大事だ!経営革新だ!事業再構築だ!新規事業だ!と騒がれているのに、上っ面をなめた感じでフェイドアウトしている感じです。
うまくいかないことには、うまくいかない理由があります。逆に言うと、真因を追求することで、うまくいく法則をあぶりだせると考えます。
何かヒントを探しにグロービス 経営大学院に行ってきます。
「イノベーションによる事業構造変革」本日開始。