今週の中野満
イノベーション。
新規事業の人気は高いけど、なぜうまくいかないことが多いのか。
そんな問いを立てて「イノベーション」について学びを深めております。
学びの手法は、ケーススタディなので、当然「読む」から始めるのですが、これが「長いー。」、海外企業のモデルが多く、「難解ー。」
書かれている情報から、考える道具「フレームワーク」を使って、思考を走らせて分析していきます。その思考のプロセスと結論をレポートにして提出します。
ケースに書かれている情報から読み取る仮説力とでもいいましょうか。そのような力が必要になります。この仮説を立てる作業は、実務においても非常に役に立ちます。事業者様の情報の業界情報・会社情報・設立年数・従業員数・組織構成などからも我々コンサルタントは仮説を頭において、経営者様からヒアリングを重ねて情報の制度を高めていきます。
今回のケーススタディですが、持続的イノベーションと破壊的イノベーションが題材です。クリステンセン先生の「イノベーションのジレンマ」を所持しています。所持です笑ずいぶん前に購入したのですが、購入時は理解できなく途中であきらめた書籍です。その書籍に「持続的イノベーション」と「破壊的イノベーション」について書かれています。
この記事で説明を思いましたが、私の文章力では無理ですね笑。とりあえず、簡単にまとめますと。
ガラケーが主流だった携帯電話の業界に、スマートフォンが参入して市場の価値を破壊的に変えてしまいました。
ガラケーはこの市場ニーズを持続するために、どんどんスペックを更新していきました。例えばカメラ画素数・記憶媒体・・・。ある時、顧客は「そこまで求めてないけどなあ」となります。しかし、技術開発側は、まだまだハイスペックガラケーを作り続けます。そして悲劇が訪れます。「なんか、スマホっていうやつ、音楽ダウンロードできるみたい。インターネット見やすい。何?アプリっ?電話もできるの?じゃ、そっちに乗り換えようか!」とやがて市場が爆発する瞬間がきました。そしてその革新的なスマートフォンは今や携帯電話の代名詞となりました。普通に社会に認められた製品になっています。ガラケー側は、なんら問題ありません。もっといい機能を!とがんばってきただけです。悲劇ですね。
学びは、この事実ではありません。
なぜ、ガラケー側はイノベーションを起こせなかったのか?また、市場ニーズの有無がわからないところに製品開発して投資をし、イノベーションを起こせることができるのはなぜ?単なる技術的な革命ではない、ビジネスの論点があるはず!
「おいらは、そこを知りたいんだあ!教えておくれよー!先生ー。」
おいら、体調完全回復しました笑