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今週の中野満

経営が素敵な物語でありますように

2024.10.29 Wed

2024年夏、「株式会社ビジネスストーリー」という社名で法人化を果たしました。この名前は、何度も考え、悩んだ末に決めたものです。今ではとても気に入っています。

社名には意味と思いを込めました。ビジネス(Business)のBとストーリー(Story)のSを組み合わせた「BS」という略称は、決算書の貸借対照表(バランスシート)も「BS」と呼ばれることにちなんでいます。これにより、財務の健全性と物語性の両方を象徴する、私なりの経営コンサルティングに対する価値観を表しています。

ビジネスは、まるで物語のように進んでいきます。その展開には予測不可能な出来事が起こり、時に感情に支配されます。事実は小説よりも奇なりと言われるように、事業の歩みも一筋縄ではいかず、挑戦の連続です。

同時に、事業経営とは人生そのものの延長線上にあるものと考えます。人生にも山あり谷ありのドラマがあり、出来事から意味を見出し、充実した物語を紡いでいくことができます。私は経営者の皆様と共に、この「ビジネスストーリー」という物語を紡ぎ、より良い未来を共創していきたいと考え、社名を付けました。

私のこの物語は、まだ始まったばかりです。これから多くの経営者の皆様と出会い、それぞれの「ビジネスストーリー」を紡いでいくことを楽しみにしています。困難や予想外の展開が訪れることもあるでしょう。しかし、私はそれこそが物語を深く、豊かにする要素だと信じています。

そして私の目標は、経営者の皆様が描く未来のビジョンを一緒に形にすることです。ときには伴走者として、ときにはアドバイザーとして寄り添い、経営の「現在地」と「目的地」をつなぐ橋渡しをしていきたいと思います。そして、どんなに険しい道のりであっても、共に歩んだその先には、充実感と喜びが待っているはずです。私はそう信じています。

経営は、単なる数字や理論の積み重ねではなく、夢や志、情熱が交差する舞台です。私は経営者が下すの一つひとつの決断に寄り添い、その背景にある想いを理解し、支えていきたいと思っています。

ビジネスの成長と発展はもちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、関わる全ての人々が幸せを感じ、充実した物語を歩んでいくことだと思います。そんな「素敵な物語」を、経営者と共に紡いでいくことが、私の最大の生きがいです。

これから始まるたくさんの物語の主人公となる皆様と出会えることを、心から楽しみにしています。どうかその物語に脇役として私を登場させてください。

 

共に悩み、共に考え、共に進む

共に未来をつくるパートナーとして

喜びも困難も分かち合いながら

経営が素敵な物語でありますように。